
こんにちは、ユウトです!
今回もLINEから登録する副業案件を取り上げていきます。
ソフト株式会社の一石三鳥 (olg)という案件です。

購入しないようにしましょう!
- ソフト株式会社の一石三鳥 (olg)の内容が気になる方
- ソフト株式会社の一石三鳥 (olg)がおすすめできない理由を知りたい方
- 稼げない副業の事例を学ぶことで副業案件の良し悪しを自分で見分けられるようになりたい方
は、ぜひ当記事をご覧ください。
個別の副業案件やおすすめの副業についての質問はこちら↓へどうぞ。
ソフト株式会社の一石三鳥 (olg)の内容とは?
ソフト株式会社の一石三鳥 (olg)の内容とはどのようなものでしょうか?
まずLPに書かれているキャッチフレーズから見ていきます。
- スマホひとつで毎日1~5万円の自動収入
- すでに利益が出ているものを使うので日給5万円以上続出
- 始めた日に5万円、3日で20万円、1週間で40万円の実績
次に、実施手順を見ていきます。
- スマートフォンの設定(サポートあり)
- お金の受け取り口座の設定(サポートあり)
- 利益チェック(1~2分でOK)
- お金を引き出す(利益の確定)
気になる費用は、デジタルパスとオンラインガイドがセットで3,000円。

日給5万円って、まあすごいですね。
一カ月30日に換算すると150万円。
1年にすると1,800万円。
そのようなアプリがあったら有頂天になりますよね。
しかし、現実そこまで甘くありませんので、ご安心ください。笑
こちらも稼ぐことができずに数十万円の高額商品の購入を勧められる案件になりますので、絶対におすすめはできません。
以下、おすすめできない主な理由を説明していきますね。
ソフト株式会社の一石三鳥 (olg)がおすすめできない理由
価格が3,000円と安すぎる
価格が安いなら別に良いじゃん!
と思うかもしれませんが、教材を提供する側も慈善事業でやっている訳ではありません。
収益をあげるため、すなわちビジネスでやっているんです。
販売者の視点に立って考えてみてください。
情報商材の販売者の大きな収入源は、言うまでもなく情報商材そのものの販売代金。
教材を作成するにも経費がかかりますし、簡単な作業で稼げる方法を教えるための対価を取るのは至極当然のことです。
しかし、単価が3,000円というのはあまりにも低すぎます。
49,800円とか19,800円でもなく、たったの3,000円ですよ。
たとえ百人購入したとしても30万円、千人購入しても300万円。
とても元が取れる金額じゃないですよね。
にもかかわらず、なぜこの値段で売ると思います?
答えは、購入した人に対して更に高額な商品を販売するためです。
数十万円単位の高価な商品をいきなり不特定多数に売ろうとしても、普通はなかなか買ってもらえません。
そこで最初の入口を緩くして買い手を安心させ、その入口から入った人(=購入者)を対象に更に効果な商品を売り込んでいるのです。
安い商品を単品で販売してもメリットは少ないですよね。
しかし抱き合わせでより高価な商品を購入してもらえる可能性を高めるための広告塔という位置付けにすれば、その安い商品を売り込む大きなメリットが表れます。
情報商材に限らず、他者からモノやサービスを購入する際は、購入することで相手がどのようなメリットがどれくらいあるかを考えることが大事です。

投資であることがLPに書かれていない
この案件は明らかに投資なのですが、LP(販売ページ)では投資であることが書かれていません。
なぜ投資ということが分かるのかって?
それは、放置するだけで結果が出せるということが書かれていること。
投資以外で考えられる方法はありますか?
厳密にいうと、投資以外でも放置する方法はあるにはあります。
- 継続収入を得られるための仕組みを時間と労力をかけて作る
ことをすれば、1,2カ月くらいは放置しても稼ぐことは不可能ではありません。(継続収入を得るためのおすすめの方法を詳しく知りたい方はこちらから連絡ください)
しかし、10万円以上の継続収入を得るための仕組みを作るにはかなりの努力が必要になりますし、ソフト株式会社の一石三鳥 (olg)のLPでは「自動」や「放置」といった言葉が使われているので、時間と労力をかけて継続収入の仕組みを作るというものではないことが分かります。
もちろん、投資で一時的に損失が発生することはあっても、最終的に稼げたら良いんじゃないのと思う方も多いと思います。
私も同じ意見です。
この案件が投資だから悪いと言っているのではありません。
損失が出る可能性がある「投資」という大事な情報を、LPには書いていないことが問題なんです。
法律的には、特定商取引法に基づく表示に書いていればそれで良いんですよ。
でも、商品のLPってお客さんが最初に見るものかつ最も目に入りやすいじゃないですか。
お金を稼ぐ方法を検討するにあたって、コンテンツ代以外の必要経費や損失が発生する可能性があるかどうかというのは、ものすごく大事な情報です。
そんな大事なことをLPには載せないというのは不親切ではないですか?
有料な投資案件のLPにはきちんと投資であることが書かれています。
購入を検討している人が誤解しないように、メリットだけではなくリスクも分かりやすく説明するというのは基本中の基本です。
対面でも、商品を売る際にはメリットだけではなく注意点もきちんと説明するのは当然ですよね。
それができていないコンテンツは買う価値はないと私は思います。
ソフト株式会社の一石三鳥 (olg)の販売者情報の実態がほとんど分からない
商材の良し悪しを見極めるためには、商材の作成者や販売者が信用できそうかどうか?ということも大事な要素になります。
そのためには、商材の作成者や販売者がどんな人(法人)で、どんなことをやっているかを知ることは重要です。
儲け話でも生活に役に立つ話でも何でも良いですが、仮にあなたが対面で情報を教えてもらったとしましょう。
その話をした相手が全く見知らぬ人よりも、少しでも親しい人の方が信頼度が高く感じませんか?

対面ではなくインターネットであってもそれは同じです。
しかし、ソフト株式会社の一石三鳥 (olg)のLPには販売者についての情報は一切書かれていません。
以下は特定商取引法に基づく表示に書かれている内容の一部です。
販売事業者 | ソフト株式会社 |
運営責任者 | 五十嵐真也 |
所在地 | 東京都豊島区南長崎6-4-5 ラ・フェニックス104 |
電話番号 | 03-6273-8143 |
メールアドレス | [email protected] |
この教材はおすすめできないのでURLは載せていませんが、特定商取引法に基づく表示では販売URLが書かれており、そのウェブサイトのトップページに遷移すると会社のホームページが見れるようになっていました。
その点では、特定商取引法に基づく表示に販売URLを載せていない類似の副業案件よりは親切だと思います。
ホームページを見ると一通りのことは書かれていますが、いかにも企業向けホームページ制作パッケージサービスを使って作ったような外観と内容になっています。

もちろん、これだけでは企業の良し悪しを判断することはできません。
しかし、インターネットを媒体に商売をやっているのであれば、もう少しWEBページのコンテンツを充実させることに力を入れようとするのが普通の感覚だと思います。

ホームページの内容は希薄で、どんな副業をするのかも詳しく書かないことには安心できないですよね^^;
中には、商材の内容が良ければ作成者や販売者は誰でも良いじゃないかという方もいるかもしれません。
しかし、私を含めて多くの読者は、商材の作成者や販売者がどんな人で、どのような経緯で商材を作って販売するようになったかの概要を知りたいと考えるものです。
インターネットで不特定多数に対してコンテンツを販売している以上、読み手に自分のことを信頼してもらうためにも、
- 簡単な自己紹介や経歴をLPに直接書く
- ホームページやSNSなどの媒体で参照できるようにする
といったことは最低限のマナーだと思います。
それができていないのに買ってくれと言われても、私なら絶対に首を縦に振りません。

終わりに管理人の一言
いかがだったでしょうか?
最近は口コミや評判を書かれてGoogleなどの検索エンジンで特定されることを防ぐために、LPでは副業の仕組みを一切説明しなかったり、案件名や法人名を特定しづらい名称にしたりするケースも多いです。

しかし、
- 「こんなおいしい話って普通あるのかな?」
- 「案内ページには簡単に儲かるように書いてあるけど、現実的にこの時間でこれだけ稼ぐことってできるのかな?」
という視点をもってLPの内容を一つ一つじっくりと見ていけば、その案件のおかしな点に気づくことができるようになります。
くれぐれも非現実的な美味しい話に飲み込まれてお金と時間を無駄にすることのないように気を付けてくださいね。